北関東ラボ開設に伴う新潟PET読影セミナー開催

FDGスキャン注は、使用する放射性同位元素(18F)の半減期が約2時間と短いことから、2014年度までは全国9か所の製造拠点(PETラボ)から車両で3時間以内の医療機関に供給してきました。2015年7月から国内10か所目となる「北関東ラボ」を開設し、供給エリアを新潟県方面まで拡大したことから、複数の医療機関にてPET/CT装置が新たに導入されました。そこで、PET/CT画像の読影経験が豊富な先生方から読影法について講習いただく“新潟PET読影セミナー”を新たに開催し、PET/CT画像の正確な診断に寄与できるよう支援を行い、PET検査の発展に努めています。

安全衛生の外部表彰


千葉県危険物安全協会連合会会長表彰受賞

千葉工場の危険物保安監督者は、継続的に危険物取扱業務に優れ、火災予防、特に危険物に対する災害防止に積極的に努め、他の模範であるとして、袖ヶ浦市安全協会表彰に引き続き、2017年6月9日に千葉県危険物安全協会連合会会長表彰を受賞しました。

兵庫労働局長表彰(優良賞受賞)

兵庫工場は2004年以来、不休業災害0件を継続しています。
この業績を達成、継続する活動を紹介する依頼を伊丹労働基準協会から受け、同協会主催の安全衛生大会でボトムアップの安全衛生活動(小集団活動)の事例を紹介しました。2017年7月6日、兵庫工場は兵庫労働局長賞表彰「優良賞」を受賞しました。この賞は平素より労働安全衛生活動を積極的に推進し、安全確保対策に優秀な成果を上げた事業所に授与されるもので、2013年に安全衛生水準が優秀であったことにより受賞した兵庫労働局長表彰「奨励賞」に続き、栄えある受賞となりました。

研究会・学会での情報提供


主要研究会

当社では、全国規模の研究会として、心臓核医学に関する「ニュータウンカンファレンス(NTC)」、脳神経核医学に関する「ブレイン・ファンクション・イメージング・カンファレンス(BFIC)」をそれぞれ年1回開催しています。研究会には、心臓核医学、脳神経核医学に携わっている多くの医療関係者が参加し(約1000名)、活発な討論が行われます。NTCではPCIビデオセッションを実施し、提示される症例をもとにコメンテーターや会場の先生方が一緒に核医学検査の有用性について討論されました。また、研究会終了後には、講演内容を収録した記録集を作成し、オンデマンド配信等で情報を提供しています。

PCIビデオセッション

体制整備


緊急連絡体制

人身・設備事故、火災・地震など緊急事態に備えて防災対策マニュアルを整備し、緊急時における適切な処置、速やかな通報などが確実に実施できるよう体制を整えています。

また、放射線施設では、放射線を検出する機器を常備し、常に放射能のレベルを監視するとともに、万一の放射性物質による汚染の防止および拡大に対する措置を講じるほか、法令に基づき従業員の教育を行っています。

緊急時への備え


対策整備

社員行動マニュアルの配付

東日本大震災の経験を踏まえ、2012年6月に作成した「地震災害時の社員行動マニュアル」を、全従業員に配付しています。地震災害 発生時に従業員がとるべき行動についてのエッセンスをコンパクトに取りまとめた実践的なわかりやすい内容です。

顧客満足向上のために


新SFA情報システム 『JUPITER』

営業部門では、2014年度より医療関係者のニーズにより的確に、より迅速に応えるためのシステム導入の検討を行いました。その結果、「営業現場の情報が種類・重要度で仕分けされ迅速に共有されること」、「医薬情報担当者(MR)が医療関係者からの質問にその場で回答するための情報武装ができること」が必要であると判断し2016年7月に新SFAシステム(名称:JUPITER)と新デバイスiPadを導入しました。活動報告の記載は月間 8000件ほどあり、MR間での情報共有および交換の場として活用されています。