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多様な人材雇用・人権の尊重
人権の尊重
ハラスメント禁止、相談窓口など
世界人権宣言において謳われるように、すべての人はいかなる差別も受けず、自由に生活できる権利があります。当社は、人権尊重意識の浸透を図り、問題の発生を未然に防ぐため、社内外にコンプライアンス相談窓口を設置する他、従業員の身近な相談先としてオンブズパーソンを選任し、組織しています。
また、全従業員に「NMPコンプライアンス・プログラムハンドブック」を配付し、不当な差別・嫌がらせの禁止、セクシャルハラスメントの禁止を徹底しています。
多様な人材雇用
障がい者雇用
障がい者の雇用を通じて、福祉の向上を図ることが社会全体の共通の使命であると認識し、障がい者の積極的な採用活動を行うとともに、障がい者が活躍できる職場環境の整備に取り組んでいます。
社会貢献
当社は、本業による医療分野での貢献に加え、従業員自らの意思で参加する社会貢献や、当社事業とつながりのある様々な社会活動支援を通じて、社会との共生に努めています。
病院等でのクラシックライブ開催支援
当社は、患者さんとそのご家族、また医療従事者の皆さんに、音楽の生演奏を通じて和やかなひとときを過ごしていただくため、2018年から「一般財団法人 100万人のクラシックライブ」が行う病院等でのクラシックライブの開催を支援しています。コロナ禍で一時活動を休止しておりましたが、2023年に再開し、住友別子病院や倉敷中央病院で約350名の方々に音楽をお楽しみいただきました。
啓発活動
「読影道場」の開催
心臓核医学検査は心臓の形態ではなく、機能を画像情報として提供しています。その読影にはある程度の経験が必要であることから、当社は読影担当医に向けた学習の場をこれまで数多く提供してきました。
ここ数年の研究から、冠動脈治療には事前の虚血評価が常識となり、心臓核医学検査も改めて見直されています。そこで従来の読影担当医師のみならず、冠動脈の治療に直接携わる医師にも読影スキルを学んでいただくべく、2015年から心血管インターベンション治療学会(CVIT)で「読影道場」を開催しています。
20名足らずの少人数であたかも寺子屋風に実施されるこの企画は、心臓核医学検査とは普段あまり縁のない若い循環器内科医が自らの自由意思で参加しています。開催中は活発な質疑も行われ、終了後の参加者の満足度も極めて高い企画です。
※「読影道場」は、日本メジフィジックス株式会社の登録商標です。
コンプライアンス
当社は、国内外の法令を遵守した高い企業倫理に基づく企業活動を推進しています。
コンプライアンス経営の強化
当社では、コンプライアンスを推進する担当役員および推進責任者等を配置した体制を構築し、コンプライアンス経営の実践に努めています。その実践の具体的な基準となる「NMPコンプライアンスガイドライン」を整備し、日々の事業活動において、違法・不正行為を未然に防ぐことに取組んでいます。また、万一問題が発生しても迅速に是正が図られる仕組みも整備するなど、持続性のあるコンプライアンス活動を展開しています。
働きやすい環境(ワーク・ライフ・バランス)
ワーク・ライフ・バランスのための諸制度・諸施策
少子高齢化の進展や女性の社会進出が加速する中で、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現が求められています。当社は、2011年1月に続き、2015年9月に次世代育成支援対策推進法に基づいて行動計画を策定・実施し、2回目の「くるみん認定」を受けました。また、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づいて行動計画書を策定し、若手中堅層の女性社員を対象に、キャリアビジョンを描き、ステップアップの行動に繋げるきっかけとするための女性キャリアセミナーを実施しました。今後もワーク・ライフ・バランスのさらなる充実のために取り組んでいきます。