研究開発方針
核医学の価値最大化を探求し医療課題の解決に挑戦する
アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療上のニーズ)を満たす医薬品の創製をはじめ、患者さんならびに医療関係者の方々のお役にたてる、新薬の研究開発に取り組んでいます。
放射性同位元素(RI)や放射線に関わる専門技術と経験を生かして、放射性診断薬(PET、SPECT)・放射性治療薬および関連する医療機器の研究開発を行っています。がんをはじめとして認知症や心不全など、未だよくわかっていない病態の解明や最適な治療法選択のため、早期診断を可能にする技術の開発と患者さんにわかりやすい画像情報の提供をめざします。
これに加えて、RIの特性を活かし同一の基本構造を診断用と治療用の薬剤に応用する“Theranostics”(セラノスティクス)の実現に向けた研究にも着手しています。