PET/CT検査を受けられる患者さん向けパンフレット(英語版、中国語版)の作成

在日外国人の患者さんやメディカルツーリズムを利用される外国人の患者さんは、近年増加傾向にあり、外国語で説明されたパンフレットの作成が望まれていました。そこで、特に要望の高かったPET/CT検査についての英語版と中国語版の患者さん向けパンフレットを作成しました。これらのパンフレットをPET/CT検査を受けられる前にお読みいただくことにより、検査についての理解が深まり、より適切な検査の実施に貢献します。

地域交流


大規模災害時における三田市との応援協定の締結

当社、兵庫工場の所在地三田市では、地震や台風、豪雨等による災害が発生した場合に迅速な対応ができるよう、その準備や体制整備に努めるとともに各分野で高い能力を有する企業や団体、地方公共団体と各種応援協定の締結を推進しています。当社では、昨年夏より三田市危機管理課と同応援協定についての協議を重ねた結果、「災害時における人員の派遣に関する協定」を締結することとなり、2018年3月9日に三田市長をはじめ危機管理課、消防長など関係者の列席の下「締結式」が行われました。大規模災害発生時には、地域、自治体など各層との連携がますます重要になっており、引き続き関係機関との連携を通じ災害時への備えを進めていく所存です。

情報管理・情報開示

事業活動に伴い入手した情報を適切に管理し、法にのっとって開示します。

個人情報保護

個人情報の保護に関する法令に対応するため、事業活動遂行に伴う個人情報の保護について、方針を基に取り組んでいます。

透明性に関する指針

日本メジフィジックス株式会社(以下「当社」といいます。)は、高い倫理性が求められる医療業界の一員として、医療機関との連携活動が高い倫理性を担保したうえで行われていることを広く社会に周知し、ご理解いただくことが重要であると考えます。

当社では、2013年3月に「企業活動と医療機関等の関係の透明性に関する指針」を制定しました。
本指針に従い、医療機関・医療関係者に対する支払い等の情報を、当社ウェブサイトを通じて公開します。

働きやすい環境(ワーク・ライフ・バランス)


ワーク・ライフ・バランスのための諸制度・諸施策

少子高齢化の進展や女性の社会進出が加速する中で、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現が求められています。当社は、2011年1月に続き、2015年9月に次世代育成支援対策推進法に基づいて行動計画を策定・実施し、2回目の「くるみん認定」を受けました。また、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づいて行動計画書を策定し、若手中堅層の女性社員を対象に、キャリアビジョンを描き、ステップアップの行動に繋げるきっかけとするための女性キャリアセミナーを実施しました。今後もワーク・ライフ・バランスのさらなる充実のために取り組んでいきます。

安全衛生管理体制

安全衛生管理活動

事業所ごとに毎月、安全衛生委員会を開催しています。各事業所での労働災害や営業車事故の発生状況を報告し、必要な事案については他事業所への水平展開を図っているほか、安全衛生パトロール、産業医講話を行っています。
また、千葉・兵庫工場では安全衛生推進員による安全、衛生、防災および交通に関する分科会活動が活発に行われ、現場に則した活動を行うなど、事業所の独自性をもって安全衛生に関するさまざまな啓発活動を行っています。

千葉・兵庫安全衛生委員会/推進員会

千葉工場・創薬研究所、兵庫工場では、安全衛生委員会に加え安全衛生推進員会を設置し、現場の状況に即した安全衛生の充実を図る活動を行っています。

安全衛生グラウンドルール

2015・2016年度に発生した転倒や腰痛による労働災害を受けて、全社の安全意識を一層向上させるために、『安全衛生グラウンドルール』を制定しました。

人材育成


各種研修

人材育成のため「従業員の意欲の向上」、「能力開発」、「キャリア形成支援」といった観点から、新入社員から管理社員まで、役職や経験に合わせた階層別研修や外部教育機関への派遣を通じてコア人材育成を図る選抜研修などを実施しています。この他にも、英会話能力の向上のための研修や、通信教育といった自己啓発への補助により、自ら学び成長する風土の醸成も進めています。また、医薬情報の担い手であるMRには、常に最新の医療・医薬品情報の教育を行っています。

女性活躍推進

女性社員の活躍を推進し、女性管理職にはさらなる能力の開発・向上を図り、将来のコア人材となるべきロールモデルを養成するために、外部研修への派遣を行っています。外部研修では経営戦略やマーケティング等の経営スキル、リーダーシップとマネジメントに関する考え方を身に付け、異業種、異職種の人材との交流により視野の拡大を図ることを目的としています。
また、専門職の女性社員に対しても、前向きなキャリアビジョンを描き、ステップアップへの行動に繋がるよう、キャリア開発を目的とした外部研修にも積極的に派遣しています。

放射線管理

核医学という専門分野で事業を行う企業として、関係法令に従い放射線管理を適正かつ厳密に行うことはすべての基本となります。当社では、作業者および周辺地域の放射線に対する安全を確保するために、専門知識や経験を有する放射線取扱主任者が中心となって、作業者の被ばく管理や作業室および環境の安全管理を行っています。

RIの安全管理

作業者教育

作業者は放射線教育を受講して放射線に関する正しい知識を習得した後、放射線業務従事者として登録されます。 放射線業務従事者は、定期的に再教育を受講し、安全知識や技能の継続的な向上を図っています。