FDG-PET/CTによるリンパ腫の病期診断

リンパ腫の病期診断 結節性リンパ球優位型古典的ホジキンリンパ腫

症例1

40歳台女性 結節性リンパ球優位型古典的ホジキンリンパ腫
*紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。

左鎖骨上窩(図1-b)、左腋窩、脾臓病変(図1-c)の存在は同時期施行の造影CTでも指摘可能であったが、脊椎病変(Th11、L4)(図1-d、図1-e)はCTでは指摘困難であった。
PET/CTではいずれの病変もFDG集積亢進を認め、指摘可能である。CTでは臨床病期Ⅲ期であったが、 PET/CTによりⅣ期と評価された。

FDG-PET MIP画像

FDG-PET MIP画像

PET/CT融合画像

PET/CT融合画像

PET/CT融合画像および非造影CT(骨条件)

PET/CT融合画像および非造影CT(骨条件)

PET/CT融合画像および非造影CT(骨条件) 2

リンパ腫とPETの関連動画
lymphoma1.1.png

リンパ腫の臨床病期分類 Ann-ArborからLugano分類へ

国立病院機構 名古屋医療センター 血液・腫瘍研究部 部長 永井 宏和 先生に、Lugano分類についてご紹介いただきました。

リンパ腫の臨床病期分類 Ann-ArborからLugano分類へ
lymphoma2_1.png

血液内科医に知ってほしい
リンパ腫PET画像のピットフォール

がん研究会有明病院 核医学部 副部長 寺内 隆司 先生に、血液内科医に知っておいてほしいPET/CT検査の偽陽性・偽陰性について具体的な症例を中心にご紹介いただきました。

血液内科医に知ってほしい リンパ腫PET画像のピットフォール