研究部門
核医学・放射性医薬品分野での専門性を活かして、国内外の研究機関や製薬会社との業務提携・共同研究も展開しながら、新薬創出に取り組む社員達をご紹介します。
核医学・放射性医薬品分野での専門性を活かして、国内外の研究機関や製薬会社との業務提携・共同研究も展開しながら、新薬創出に取り組む社員達をご紹介します。
総務部所属
社内外へ「広」く「報」じる
私の所属する総務部には、総務、法務、コンプライアンス、環境安全、広報などのグループがあります。その中で私が主に担当するのは広報業務で、一部法務やコンプライアンス業務にも携わっています。
管理部門は総務、人事、経理、経営企画や事業開発、システムほか様々な部門があります。ここでは総務部で広報業務を担当する社員をご紹介します。
当社の先輩社員達をご紹介します。生産部門ページでは先輩の一日をご紹介しています。
MR(Medical Representatives:医薬情報担当者)は、医療用医薬品の適正な使用と普及を目的とした仕事です。
医療関係者(医師、薬剤師、看護師など)に対して、医薬品の有効性や安全性、品質に関する情報をタイムリーに、かつ求められる情報を的確に提供することを通して、「医療に貢献する」ことを使命としています。医薬品に関する情報は提供するだけではなく、医療関係者から適切に収集することも重要な仕事です。
当社のMRの特徴としては、核医学検査の技術には高い専門性が必要なため、診療放射線技師の方々とも面談をし、検査技術に関する情報提供だけでなく問題解決のサポートまで行うことです。 核医学検査で用いる放射性医薬品は患者様の直接的な治療には結び付きませんが、こういった活動やサポートを行うことで、患者様の治療に関する選択肢を広げるといった、患者様の診療全体に貢献できる可能性もあり、やりがいある仕事です。
学部不問です、医学への興味・関心をお持ちの方
放射性医薬品のもととなる原料「放射性同位元素(RI)」を中型・小型の製造装置(サイクロトロン)を用いて作り出しています。(合成・標識・精製)
作り出されたRIは、医薬品医療機器等法で順守が求められているGMP(Good Manufacturing Practice)に基づき、医薬品の製剤化(調製/無菌化/充填) を行っています。
限られた原料から製造する放射性医薬品であるため、医療機関のニーズに応えられるよう、原料(放射能量)の非常に綿密な調整や管理を日々行っています。
また、放射性物質を扱っていることもあり、放射線からの被ばくの防護に関しては関係法令で徹底管理し、自動・遠隔制御設備の積極的な導入・活用で社員の健康・安全にも最大限の配慮をしております。
製剤化された放射性医薬品は患者様に投与されるものであるため、その品質は確かなものでなければなりません。
製剤化された放射性医薬品が各種法令や基準に合致できているかどうか(不純物が含まれていないか、異物が混入していないかどうかなど)厳しい品質検査を実施しています。
品質試験は、言うならば製品が出荷される前の最後の砦です。この試験によって製品が確実に安全であることを確認し、出荷される製品は「絶対に安全」と断言できる状態で患者さんにお届けすると、日々、緊張感を持って品質試験に取り組んでいます。
薬剤師資格、有機化学、放射化学、分析化学、微生物学、放射物理学
創薬研究では、新製品や新技術の研究開発に関する業務および、すでに販売されている製剤の改良研究を主に行っています。
その他にも、提携企業や研究機関などとの共同研究、当社で取り扱いを目指す新薬の候補物質の探索や検討、さらには新薬の承認申請に必要な資料作成など、研究活動を軸とした多岐にわたる業務を担っています。
研究所は千葉県袖ケ浦市に位置し、2019年に稼働した「セラノスティクス開発センター」との共同研究も順調に進んでいます
生化学、有機合成化学、薬物動態学、分析化学、放射化学、分子生物学、細胞生物学、生物工学