創薬の流れ

新薬を開発し、承認取得を経て上市に至るまでには長い年月を要します。当社では、創薬の中心拠点である創薬研究所、セラノスティクス(治療と診断の融合)の研究に特化しているセラノスティクス生産技術センター、また本社の開発部門等が連携し、研究開発の効率化・迅速化に努めています。

新薬開発の流れ(探索研究~製販後調査)3~6年[探索研究:医薬品の種を見つけるための研究][非臨床試験:臨床試験にむけた有効性・安全性の評価]6~7年[臨床試験(フェーズ1少数の健康成人を対象に安全性・薬物動態等を確認する(放射性医薬品では被ばく線量の評価)/フェーズ2少数の患者さんを対象に、フェーズ3の用量・用法を設定する/フェーズ3フェーズ2の結果から導かれた有効性に関する仮説を検証する):ヒト被験者を対象とする有効性・安全性の評価]0.5~2年[承認申請・審査:厚生労働省での専門家による審査] [承認・販売開始:厚生労働省による薬事承認][製造販売後調査・試験:販売後の安全性・有効性の確認]

創薬拠点

創薬研究所

当社の創薬の中心拠点として、放射性医薬品の研究開発や製品化、製品改良の検討などを行っています。

CRADLE棟(セラノスティクス生産技術センター)

セラノスティクスの実現のため、2019年に竣工した創薬拠点です。放射性治療薬および診断薬の研究開発や治験薬の製造出荷を行っています。